当サイト超絶わかりやすいblogの記事を執筆しています。誰もが完全に理解できるよう超絶わかりやすく解説します!
テレビや新聞、ニュースなどでよく耳にするふるさと納税。
みなさまその意味や仕組みをしっかりと理解されていますでしょうか。
ふるさと納税については、以下のような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ふるさと納税ってどんな仕組み?
どのように計算するの?
ふるさと納税の控除を受けるためにはどうしたらいい?
寄付する自治体はどう選べばいいの?
今回の記事では、こんなみなさまの疑問に答えるため、ふるさと納税とは何か、わかりやすく徹底的に解説していきます。どうぞ最後までご覧ください!
ふるさと納税とは
そもそもふるさと納税とは、自治体に寄付をすると、その寄付した金額のうち、2,000円を超える部分について所得税や住民税の控除が受けられる制度のことです。
自治体からはそのお礼として、地域の名産品などが返礼品としてもらえることがあります。
返礼品はあくまでも自治体からのお礼であり、本来は自治体へ寄付を行ったことによる税制上の措置となります。
ふるさと納税はご自身の選んだ自治体に対して寄附を行った場合に、寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税及び住民税からそれぞれ控除が受けられる制度(※1)です。
国税庁:No.1155ふるさと納税(寄附金控除)より引用
テレビや広告などの影響から、どうしても返礼品に焦点が行きがちのふるさと納税ですが、本来の意味は上記のとおりになっています。
控除額の計算方法
基本的には、自治体に寄付した金額のうち、2,000円を超える部分が全額所得税や住民税から控除されますが、控除額には限度額が設定されていますので、注意が必要です。
具体的な控除額の計算に関しては、以下をご覧ください。
①
所得税からの控除 = (ふるさと納税額-2,000円)×「所得税の税率」
所得税からの控除額は、上記①の計算式で決まります。
なお、控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額等の40%が上限です。
※
平成49年中の寄附までは、所得税の税率は復興特別所得税の税率を加えた率となります。
※
所得税の税率は、課税所得の増加に応じて高くなるように設定されており、その納税者に適用される税率を用います。住民税からの控除には「基本分」と「特例分」があり、それぞれ以下のように決まります。
②
総務省:ふるさと納税のしくみより引用
住民税からの控除(基本分) = (ふるさと納税額-2,000円)×10%
住民税からの控除の基本分は、上記②の計算式で決まります。
なお、控除の対象となるふるさと納税額は、総所得金額等の30%が上限です。
③
住民税からの控除(特例分) = (ふるさと納税額 – 2,000円)×(100% – 10%(基本分) – 所得税の税率)
住民税からの控除の特例分は、この特例分が住民税所得割額の2割を超えない場合は、上記③の計算式で決まります。
上記③における所得税の税率は、個人住民税の課税所得金額から人的控除差調整額を差し引いた金額により求めた所得税の税率であり、上記①の所得税の税率と異なる場合があります。
③’
住民税からの控除(特例分) = (住民税所得割額)×20%
特例分(③で計算した場合の特例分)が住民税所得割額の2割を超える場合は、上記③’の計算式となります。
この場合、①、②及び③’の3つの控除を合計しても(ふるさと納税額-2,000円)の全額が控除されず、実質負担額は2,000円を超えます。
※
具体的な計算は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
以上のとおり、控除額の計算に関してはやや複雑な仕組みになっています。
ご自身で計算に不安のある方は、税理士や市区町村、税務署等へ相談をすることをおすすめします。
控除を受けるためには
ふるさと納税の控除を受けるためには、原則として確定申告が必要になります。
ただし、サラリーマンなどの確定申告が不要な給与所得者等は、あらかじめふるさと納税を行った自治体に申請することで確定申告が不要になる制度(ふるさと納税ワンストップ特例制度)が設けられています。
詳しくは以下をご覧ください。
寄付する自治体の選び方
そもそもふるさと納税は、寄付することで自身のふるさとに貢献したい、好きな自治体を応援したい、という思いを実現させる制度として設けられています。
そのため、自身の生まれ育った故郷でなくとも、どの自治体に対してもふるさと納税を行うことができます。
なので、自身が強い思い入れのある自治体だったり、返礼品の内容を見て欲しい返礼品があればその自治体を選ぶといったことも自由になります。
各地域の返礼品が見れるサイトはたくさんありますので、調べてみるとよいかもしれません。
まとめ
ふるさと納税についてのまとめです!
①ふるさと納税とは、自治体に寄付をすると、その寄付した金額のうち、2,000円を超える部分について所得税や住民税の控除が受けられる制度
②基本的には2,000円を超える部分が全額所得税や住民税から控除されるが、控除額には限度額が設定されている
③ふるさと納税の控除を受けるためには、原則として確定申告が必要。ただし、確定申告が不要な給与所得者等は、自治体に申請することで確定申告が不要になる制度あり
④自治体の選び方は自由。強い思い入れのある自治体だったり、返礼品の内容を見て決めてよい
ー今回の記事は以上です。
少しでも皆様のお役にたてたなら幸いです。ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。
あなたにオススメの関連記事が下にありますので、必ずそちらもチェックしてくださいね!
★最後に★
記事が参考になりましたら是非とも下2つのサイトボタンをクリックお願いします…!
面白い記事がたくさん掲載されているサイトです!
コメント