ストッキングやタイツは、肌寒い日に必須の女性アイテムです。皆様は、この二つの正確な違いをご存じでしょうか。
また、似たようなアイテムとしてレギンス、スパッツ、パンストといったものもありますよね。男性はもちろんのこと、女性もそれぞれの定義や明確な違いを把握している人は少ないのではないでしょうか。
当記事では、これらのアイテムの意味・違いをわかりやすく丁寧に説明していきます。
ストッキングとは
Wikipediaによれば、ストッキングとは、英語の広義では靴下全般のことを意味しますが、狭義では女性用の長い靴下で、通常は半透明のナイロン製またはシルク製であり、脚にフィットしてガーターまたは大腿上部の伸縮性のある部分(シリコンストッパーなど)で支えられるものを意味しています。
タイツとは
デジタル大辞泉によれば、タイツとは、伸縮性のある布地により腰から下を覆う衣服のことです。バレエなどのスポーツ着や、防寒用に使用されています。
ストッキングとタイツの違い・デニールとは
それでは、ストッキングとタイツの明確な違いはどこにあるのでしょうか。それは、デニールの大きさになります。デニールは、ストッキングやタイツを選ぶ際に参考となる指標で、意味は以下のとおりです。
タイツやストッキングを探す時に目にする『デニール』という数字。
どういう意味か正確に知っていますか??
実は、タイツを編んでいる“ 糸の太さ(重さ)” の単位のことなんです!。
糸を9000mに伸ばしたときの重さによって、デニールの数字は決まります。
たとえば、「9000mに伸ばした糸が1g」だった場合、その糸は『1デニール』ということになります。つまり「 9000mに伸ばした糸が80g」の糸を使っているタイツは、『80デニール』タイツということになります。
tutuanna:デニールってなに??今更聞けないタイツの疑問。「デニール」の違いを知ってあなたもタイツマスター!より引用
一般的に、このデニールが30以上のものをタイツ、30未満のものをストッキングと呼びます。
デニールの数字が大きいほど生地の厚みが増し、透けにくいため、保温にも適していると言えます。一方で、数字が小さいほど薄手で、透け感がアップします。TPOに合わせて使い分けましょう。
レギンス、スパッツ、パンストとは
似たような言葉として、レギンス、スパッツ、パンストがあります。これらの意味も確認しておきます。
まずレギンスとは、カジュアルなボトムスの一種で、主に腰から足首までを覆ったものです。タイツやストッキングと同じような素材でよく作られています。
次にスパッツとは、腰からひざ下までを覆ったボトムスです。ちなみに海外ではスパッツとレギンスの区別が無く、どちらもレギンスと呼ばれます。
最後にパンストですが、これは略さずに言うとパンティーストッキングです。その名の通り、パンストはストッキングの一種で、つま先から腰あたりまでの長さがあるナイロン製のストッキングのことです。臀部(お尻)まですっぽりと覆う形になっているため、このような名前になっています。
まとめ
①ストッキングとは、英語の広義では靴下全般のこと。狭義では女性用の長い靴下で、通常は半透明のナイロン製またはシルク製であり、脚にフィットしてガーターまたは大腿上部の伸縮性のある部分(シリコンストッパーなど)で支えられるもの
②タイツとは、伸縮性のある布地により腰から下を覆う衣服のこと。スポーツ着や、防寒用に使用される
③ストッキングとタイツの明確な違いはデニールの大きさ
④デニールとは、タイツを編んでいる“ 糸の太さ(重さ)” の単位。「9000mに伸ばした糸が1g」だった場合、その糸は『1デニール』
⑤一般的に、このデニールが30以上のものをタイツ、30未満のものをストッキングと呼ぶ
⑥デニールの数字が大きいほど生地の厚みが増し、透けにくいため、保温にも適していると言えます。一方で、数字が小さいほど薄手で、透け感がアップします。
⑦レギンスとは、カジュアルなボトムスの一種で、主に腰から足首までを覆ったもの。スパッツとは、腰からひざ下までを覆ったボトムス。海外ではスパッツとレギンスの区別が無く、どちらもレギンスと呼ばれる
⑧パンストは略さずに言うとパンティーストッキング。ストッキングの一種で、つま先から腰あたりまでの長さがあるナイロン製のストッキングのこと
ー今回の記事は以上です。
少しでも皆様のお役にたてたなら幸いです。ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。
あなたにオススメの関連記事が下にありますので、必ずそちらもチェックしてくださいね!
★最後に★
記事が参考になりましたら是非とも下2つのサイトボタンをクリックお願いします…!
面白い記事がたくさん掲載されているサイトです!
コメント