安全性分析の経営指標は、今回ご紹介するもの以外にも存在しますが、実用性はあまり高くありません。
当記事で重要な指標を厳選しているので、これさえおさえておけば完璧です。
また、以下の記事をまだご覧になっていない方は、一度こちらで経営分析の意義について改めて確認していただくと、より理解が深まります。
↓経営分析に関連する記事一覧↓
安全性分析とは
企業の財務体質、短期や長期の支払能力、倒産リスク等を測るために用いられる
安全性分析の厳選重要経営指標
(1)流動比率(重要度:☆☆☆☆☆)
=流動資産÷流動負債×100
(2)当座比率(重要度:☆☆☆☆☆)
=当座資産÷流動負債×100
(3)現金預金比率(重要度:☆☆☆☆☆)
=現金預金÷流動負債×100
(4)手元流動性(重要度:☆☆☆☆☆)
=現金預金+短期有価証券など即時に換金できるもの
(5)自己資本比率(重要度:☆☆☆☆)
=自己資本÷総資本(他人資本+自己資本)×100
(6)流動負債比率(重要度:☆☆☆☆)
=流動負債÷自己資本×100
(7)固定負債比率(重要度:☆☆☆☆)
=固定負債÷自己資本×100
(8)固定比率(重要度:☆☆☆)
=固定資産÷自己資本×100
(9)固定長期適合率(重要度:☆☆☆)
=固定資産÷(固定負債+自己資本 )×100
(10)ネットD/Eレシオ(重要度:☆☆☆☆)
= 純有利子負債(有利子負債-現金預金)÷自己資本
(11)売上債権対仕入(買入)債務比率(重要度:☆☆☆☆☆)
=売上債権÷仕入(買入)債務
(12)損益分岐点売上高(重要度:☆☆☆☆☆)
=固定費÷限界利益率
※限界利益率 = 限界利益(売上高-変動費)÷売上高×100 = 1-変動費率(変動費÷売上高)
(13)損益分岐点比率(重要度:☆☆☆☆☆)
=損益分岐点売上高÷売上高×100
(14)安全余裕率(重要度:☆☆☆☆☆)
=(売上高-損益分岐点売上高)÷売上高×100
(15)ICR(インタレストカバレッジレシオ)(重要度:☆☆☆☆)
=(営業利益+受取利息+受取配当金)÷(支払利息+割引料)
(16)手元流動性比率(月商)(重要度:☆☆☆☆☆)
=手元流動性÷月商
(17)借入金返済能力(重要度:☆☆☆☆☆)
=(短期借入金+長期借入金)÷(営業CF)
(18)EBITDA有利子負債倍率(重要度:☆☆☆☆)
=(借入金+社債-現金預金)÷EBITDA(営業利益+減価償却費)
ー今回の記事は以上です。
ここまでお読み頂きありがとうございました。皆様のお役にたてたなら幸いです。
⇒オススメ関連記事が下にもございます。
★以下のボタンから飛べるブログサイトも併せてどうぞ。
ジャンルが豊富かつ記事数も膨大ですので、読みたい記事がきっと見つかるはずです。
人気ブログランキング にほんブログ村
コメント