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トマトジュース最強説 リコピンとは 抗酸化作用あり 効果的な飲み方 オリーブオイルは必須

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巷のコンビニやスーパーなどで広く売られているトマトジュース。実はこの飲み物、最強なんです。今回の記事では、トマトジュースに含まれるリコピンの驚くべき効能や、トマトジュースの効果的な飲み方、そしてどのタイミングで飲めばいいかについて、徹底的にわかりやすく説明していきます。

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トマトジュースに含まれる成分

トマトジュースにも色々な商品が販売されていますが、今回は代表的なトマトジュースとして、カゴメの「カゴメトマトジュース 食塩無添加」を例にご紹介したいと思います。こちらの商品は「機能性表示食品」と呼ばれるものです。

栄養成分【200ml当たり】

エネルギー:39kcal、 たんぱく質:1.8g、 脂質:0g、 炭水化物:8.7g、 ナトリウム:0~67mg、 糖質:7.1g、食物繊維:0.8~2.3g、食塩相当量:0~0.18g、カリウム:160~830mg、カルシウム:3~28mg、リコピン:15.9~27.8mg、GABA:24mg

カゴメ株式会社:カゴメトマトジュース 食塩無添加より引用

お目当てのリコピンの他、GABAも含まれています。GABAには高めの血圧を下げる機能があることが報告されています。

また、日本食品標準成分表2020年版(八訂)によれば、トマト(生)には上記のような成分の他にも、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ビタミンA、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK等が含まれています。

リコピンとは・効能(抗酸化作用)

リコピンとは、天然の赤い色素成分で、カロテノイドの一種です。

リコピンは非常に強力な抗酸化作用を持っています。抗酸化作用とは、活性酸素(酸素を体内に取り入れ、エネルギーを生成する時に発生する物質)を抑制する働きのことです。

実はこの活性酸素、完全な悪者というわけではありません。免疫機能があり、体内に侵入したウィルスや細菌のほか、がん細胞を攻撃してくれる役割を持っています。しかしその反面、活性酸素が大量に発生すると、体内の正常な細胞まで酸化(錆)させてしまいます。その結果、肌のたるみやシワなどの老化や、様々な病気を引き起こしてしまう可能性があります。

この活性酸素の大量発生を抑制する「抗酸化作用」によって、生活習慣病などの病気や老化、免疫機能の低下を防いだり、様々な健康・美容効果、美肌、アンチエイジング等に役立つことが期待されます。

効果的な飲み方・量・タイミング

まず、トマトジュースを飲む量は、リコピンの摂取量を考えると、1日コップ1杯(200ml)が目安です。

また、飲むタイミングとしては、朝が最適です。以下のとおり、リコピンの吸収率は朝が最も高いことがわかっています。

健康な成人男女23名に朝・昼・夜の各時間帯でトマトジュース160g(リコピン16mg)を飲んでいただき、その後の血中のリコピン濃度を測定して、各時間帯で比較を行いました。

その結果、トマトジュースを朝に摂取すると体内に吸収されるリコピンの量が多く、動物試験の結果と合わせて考えると、トマトジュースからリコピンを効率よく吸収するには朝飲むのが適していると考えられました。

カゴメ株式会社:ニュースリリースより引用

さらに、タイトルにもある通り、オリーブオイルをトマトジュースにかけることで、裏技級に効果が上がります。リコピンは脂溶性(油(脂)に溶けやすい)であるため、オリーブオイルと一緒に摂取すると、体内での吸収率が上昇します。かける量としては、大さじ1杯程度が適量です。

まとめ

トマトジュースにはリコピンの他、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ビタミンA、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK等が含まれる

②リコピンとは、天然の赤い色素成分で、カロテノイドの一種

③リコピンは非常に強力な抗酸化作用を持つ。抗酸化作用とは、活性酸素(酸素を体内に取り入れ、エネルギーを生成する時に発生する物質)を抑制する働きのこと

抗酸化作用によって、生活習慣病などの病気や老化、免疫機能の低下を防いだり、様々な健康・美容効果、美肌、アンチエイジング等に役立つことが期待される

⑤トマトジュースを飲む量は、1日コップ1杯(200ml)が目安

⑥飲むタイミングとしては、朝が最適。リコピンの吸収率は朝が最も高い

リコピンは脂溶性(油(脂)に溶けやすい)であるため、オリーブオイルと一緒に摂取すると、体内での吸収率が上昇する。トマトジュースにかける量としては、大さじ1杯程度が適量

ー今回の記事は以上です。
少しでも皆様のお役にたてたなら幸いです。ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。
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